間伐材マイスターの徒然記

円柱・丸棒・ロータリー加工できる直径(径級)・長さ

前回号で、「関西有数の小径木・中径木・大径木加工場です」というタイトルのブログを書きましたが、加工できる直径(径級)・長さについて詳細説明します。

大口径丸棒(円柱)加工機 (量産型 30cmまで) (投入側から)

大口径丸棒(円柱)加工機 (量産型 30cmまで) (投入側から)

円柱・丸棒・ロータリー丸太加工品を取り入れた構造物を設計される場合に気になるのが、調達できる円柱・丸棒・ロータリー丸太の「直径」(径級)と「長さ」だと思います。

特殊・大径木加工用 (最大径60cm)_

特殊・大径木加工用 (最大径60cm)_

加工できる直径(径級)は、量産型加工機で、最少4.5cm(45mm)~最大30cm(300mm)で、径級を決める「刃物台」の切削部直径で決まります。
切削用「刃物台」の台数分だけ、加工できる直径(径級)の種類があることになりますが、弊社では5.0cm(50mm)・7.0cm(70mm)・10.0(100mm)・12.0cm(120mm)・15.0cm(150mm)・18.0cm(180mm)・20.0cm(200mm)・22.0cm(220mm)・25.0cm(250mm)・30.0cm(300mm)(いずれも2mmのサイズ増し)等の主要径級に加えて、その他の径級についても順次取り扱いサイズ幅を拡充しています。
また、特大・特殊加工対応型については25.0cm(250mm)~60.0cm(600mm)までの間で、任意サイズの加工が可能です。

丸棒加工品(大)の横断面 (直径30cm)

丸棒加工品(大)の横断面 (直径30cm)

一方、長さについては、特大・特殊加工対応型(25.0~60.0cm)以外は、機械の両端が開いているので、製材工場内で原木を吊り上げられる範囲(10m程度)なら加工可能ということになります。(最大長12mの加工を行ったことが有ります。)

丸棒加工機(中)での加工風景 (神輿の担ぎ棒用 直径16cm、長さ11m)

丸棒加工機(中)での加工風景 (神輿の担ぎ棒用 直径16cm、長さ11m)

加工できる直径(径級)・長さについて説明しましたが、中間径級も順次増強中ですので、
詳細については、弊社へお問い合わせ戴ければ幸いです。

加えて、これらの丸太の「半割り加工」「タイコ・たいこ・太鼓引き」も行っていますので、併せてお問い合わせ下さい。