間伐材マイスターの徒然記

「展示会・プレゼンテーション会場」での確実な集客方法

「エコプロダクツ2011」見学記の第2弾です。

 会場内で、「丸棒加工品」を多用したブースが一つあり、非常に関心を待ちました。

例年、精力的なブース出展を行っている「アサヒビール」のブースですが、展示ブースの周囲を丸棒加工品で装飾し、「木材・森林CSR」を伝えるとともにビール工場内での環境負荷を軽減する取り組み等について分かりやすく展示していました。 

周囲を「丸棒加工品」で装飾した「アサヒビール」の展示ブース

周囲を「丸棒加工品」で装飾した「アサヒビール」の展示ブース

それ以上に感心したのが、会場内プレゼンテーションでの集客力の強さでした。

日本を代表する会社なので、関心を持ってプレゼンを聞く人が多いためと考えられますが、それ以上にプレゼン会場内で配られた「セミナーお土産引換券」の効果を強く感じました。 

アサヒブールのプレゼンテーション時に配布された「セミナーお土産引換券」

アサヒブールのプレゼンテーション時に配布された「セミナーお土産引換券」

プレゼン実施時に、最初から最後まで聞いてくれる聴衆は限られますが、「お土産引換券」があると、途中で中座できないのが本音です。 

プレゼンテーション会場内での「セミナーお土産引換券」配布の様子

プレゼンテーション会場内での「セミナーお土産引換券」配布の様子

プレゼン会場内の座席は、プレゼン開始から最後までほぼ満席で、その状況を見て立ち見客が集まるという好循環に驚嘆しました。プレゼン終了後に配布されるお土産も自社製品と抜かりがないプレゼン会でした。 

プレゼンテーション終了後の「お土産引換」の様子

プレゼンテーション終了後の「お土産引換」の様子

弊社もこの体験を参考に、プレゼンをする場合にはたっぷりとお土産を用意して、多くの聴衆の前で「間伐材の有効利用」を情報発信していきたと思っています。

プレゼンテーション「アサヒビール社有林『アサヒの森』の森林経営について」の様子

プレゼンテーション「アサヒビール社有林『アサヒの森』の森林経営について」の様子