間伐材マイスターの徒然記

「エコプロダクツ2011」見学記

「国際森林年」の今年も、東京ビックサイトで開催された「エコプロダクツ2011」に行って来ました。3日間で約18万人が訪れる日本最大級の環境展示会なので、情報収集が目的です。

「エコプロダクツ2011」 入口看板

「エコプロダクツ2011」 入口看板

今年は例年に比べると通路が広かったり、日本を代表するような企業でも展示面積が少し減っていたりと、これも不景気のせいかな?と思ったところです。 

「エコプロダクツ2011」 大手企業のブースが集中するエリア (例年に比べるとブース面積は減少)

「エコプロダクツ2011」 大手企業のブースが集中するエリア (例年に比べるとブース面積は減少)

それ以上に残念だったのは、木材関係のブースが大幅に減っていたことでした。原因を確認すると、「出展の補助金がなくなったから……」との話で、業界の体力のなさを感じました。 

全国木材組合連合会(合法木材)のブース  (その他の木材ブースは大幅縮小)

全国木材組合連合会(合法木材)のブース  (その他の木材ブースは大幅縮小)

「森のエコライフ展」のブース  (こちらは、「国際森林年」とあって例年並み)

「森林からはじまるエコライフ展」のブース  (こちらは、「国際森林年」とあって例年並み)

一方、展示会を見学していて「学びたいこと」を少し感じることができました

この部分は「企業秘密」になるので公表はできませんが、「新幹線を使って展示会を見に行くこと」の成果だと思っています。 

木材系ブースで圧巻だった「木のモニュメント」 (製材所に転がっていそうな木片がアートに)

木材系ブースで圧巻だった「木のモニュメント」 (製材所に転がっていそうな木片がアートに)

今回、木材関係ブースが減少したことを残念に思いますが、これまで情報発信してきたことを「補助金がなくなったこと」を理由にやめてしまうのはどうかな……と思っています。

ブースが小さくなったとしても、自社負担で出展するぐらいの意気込みがないと、情報発信を続けることができません。

弊社が、東京で開催される展示会に出展することはありませんが、兵庫県内を中心に、その意気込みを忘れないで、出展(情報発信)計画を続けて参ります。