間伐材マイスターの徒然記

「桜と足場丸太」……「花見」or「足場組み見学」?

桜のシーズンとなり、京都へ桜見物に行って来ました。
「染井吉野」(ソメイヨシノ)が散りかけていたので、「御室桜」の本場「御室・仁和寺」を訪れてみました。(実家の菩提寺が「仁和寺」の末寺となるので、少し理由もありました。)

「御室桜」に感動する観光客(拝見者) (間伐材マイスターも桜に見とれ、足場組みにも見とれました)

「御室桜」に感動する観光客(拝見者) (間伐材マイスターも桜に見とれ、足場組みにも見とれました)

目当ての「御室桜」は「五分咲き」といったところでしたが、それ以上に「満開」だったのが「足場丸太の木組み」でした。

「桜」越に見る「足場丸太組み」と「五重の塔」と「仁和寺の法師?」

「桜」越に見る「足場丸太組み」と「五重の塔」と「仁和寺の法師?」

境内にある「観音堂」が解体修理工事に着手されていて、丁度、足場組み作業に取りかかったところで、「間伐材マイスター」にとっては「花見」以上に感激のあるものでした

「桜」越しに見る「足場組み」 (丁度、屋根の高さでした)

「桜」越しに見る「足場組み」 (丁度、屋根の高さでした)

訪れた観光客(拝観者)は、思うがままに「御室桜」単体や「桜と人間様」のツーショットをカメラに収めていましたが、間伐材マイスターは「桜と足場丸太」のツーショットを精一杯収めて来ました。

先に紹介した「平等院鳳凰堂」と同じように、「太足場」で主構造を組み立て、その周りに普通の「足場丸太」木組みを組み上げていく様子が、桜越しに見受けられました。
思わず「来て良かったなあ……」と思ったところでした。

「桜」の間から見た「足場組み」 (その1)

「桜」の間から見た「足場組み」 (その1)

修理用素屋根が本格的に完成すると、木組みに保護シートが張られて「足場組み」が見られなくなるので、木組みが屋根の高さに組み上がった頃が「足場組みの見頃」となります。
今回は、丁度その時期で、加えて「桜が見頃」になりつつあったので、ベストタイミングであったなあ……と思いながら、今回の解体修理工事が無事終了することが願ったところです。

「桜」の間から見た「足場組み」 (その2)

「桜」の間から見た「足場組み」 (その2)