間伐材マイスターの徒然記

「岩崎弥太郎」と「木材」

今年のNHK大河ドラマは、維新の志士「坂本龍馬」です。

その生涯を「岩崎弥太郎」の視点からとらえた物語です。

「龍馬伝」で福山雅治さん着用の「播州帆布」の袴

「龍馬伝」で福山雅治さん着用の「播州帆布」の袴

岩崎弥太郎といえば、三菱財閥の創業者ですが、その駆け出し(創業)の当初は物を売ることに非常に苦労していたようです。

「龍馬伝」では、仕入れて売れずに困っていた木材が、妻のアドバイスやひょっとした気づきから商機をつかみ、一気に売れるようになり起死回生していました。

単に「木材という商材」を売ることに執念していたところに、「修理というサービス」を抱き合わせることにより商機をとらえるコツを見抱いたようです。 

弊社にあてはめると、創業以来40数年間は、自社生産した土木用資材を期日どおりに納めることしか行ってこなかった。平成15年の丸棒加工機導入以降は、営業活動の活発化に伴い東屋や木柵・階段工等の施工を行う機会も増えつつあります。 

当然のことですが、「商材+サービス」をいかに複合的かつタイムリーに供給できるかが、「企業の使命」であることを再認識させられました。

 

【参考情報】

上記の衣装は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で主役の福山雅治さんが着用している袴です。

「ひのきジーンズ」の開発でお世話になった神戸芸術工科大学、地元繊維商社、西脇商工会議所の産学連携で開発した「播州帆布」が使われています。