間伐材マイスターの徒然記

案山子の足元にも『木杭』

創業地で棚田百選・「岩座神(いさりがみ)」棚田オーナー制度イベントで、「案山子(かかし)祭り」がありました。

 午前中の「雑草取り」や「アマゴつかみ」に続いて、午後からは「案山子づくり」が行われました。

オーナー達が製作した案山子の力作を、割当区画の田んぼの脇に立てることになります。

 

製作した「案山子」を設置中の棚田オーナー制度のオーナー

製作した「案山子」を設置中の棚田オーナー制度のオーナー

毎年、力作の案山子が登場しますが、今年は写真のとおり「アンパンマン」や「カラスの貫太郎」が登場しました。

 

製作された「アンパンマン」の案山子   (足元の『木杭』に本体が取り付けてあります)

製作された「アンパンマン」の案山子   (足元の『木杭』に本体が取り付けてあります)

製作された「カラスの貫太郎」の案山子 

製作された「カラスの貫太郎」の案山子 

案山子の足元に基礎になる「木杭」をしっかりと打って、その上に製作した案山子の本体を取り付けることになります。

収穫までの約3カ月間、風雨にさらされるので、倒れないようにしっかりと打ち込む必要がありますが、倒れたり、傾いた際にはオーナー田の管理者が杭を打ち直して「再起立」させます。

 

岩座神・棚田オーナー制度で、オーナーが製作した案山子の全体写真 (他のブロックにもあります)

岩座神・棚田オーナー制度で、オーナーが製作した案山子の全体写真 (他のブロックにもあります)

私が子供の頃は、各所に案山子を立てた田んぼが多くありましたが、近年はイベント等で案山子がつくられる程度で風情が少なくなってしまいました。

 

写真の案山子は10月上旬の収穫祭の頃まで立っていますので、是非、見学にお越し下さい。