間伐材マイスターの徒然記

『丸柱・円柱巡礼』第4号  『伏見稲荷大社・木製鳥居』

『丸柱・円柱巡礼』第4号は、ついに京都の「伏見稲荷大社」の木製鳥居が登場しました。
「鳥居見学」で最も醍醐味がある神社(大社)で、この「丸柱・円柱巡礼シリーズ」で紹介するのを楽しみにしていました。

本殿の背後に位置する稲荷山全体に約1万基の鳥居が参道脇に連なっており、「間伐材マイスター」も頂上まで登ってみました。

「稲荷山」の案内板 

「稲荷山」の案内板 

本殿(社殿)裏から、稲荷山の登り口手前にある「千本鳥居」と呼ばれるところは、狭い間隔で多数の鳥居が建てられており、観光ガイドブック等に紹介される「鳥居のトンネル」で有名なところです。

「鳥居のトンネル?」 「千本鳥居」の入口

「鳥居のトンネル?」 「千本鳥居」の入口

稲荷山の頂上までには、数多くの奉納された鳥居が並んでおり、鳥居に彫り込まれた奉納者の名前を見ながら参道を散策しました。(奉納者には、木材業者や工務店等の名前も数多くありました。)

稲荷山参道にある「奉納鳥居」(大型) (鳥居には「奉納者の名前が彫られています)

稲荷山参道にある「奉納鳥居」(大型) (鳥居には「奉納者の名前が彫られています)

また、鳥居の建て替え作業が行われているところや奉納用のミニ鳥居を担ぎあげている場面にも遭遇し、楽しい興味深い見学になりました。

修繕中の「奉納鳥居」 (作業に使う足場には「木製・足場丸太」も

修繕中の「奉納鳥居」 (作業に使う足場には「木製・足場丸太」も


「奉納用・ミニ鳥居」 担ぎあげ作業 

「奉納用・ミニ鳥居」 担ぎあげ作業 

大口径の丸棒加工機の導入後、近隣の神社用の鳥居部材を生産する機会が増えていますが、いつかは「伏見稲荷大社」の鳥居にも挑戦してみたいと思っています。