『木材・建材マテリアル』生産で社会に貢献し続けます
2014/01/1
新年、明けましておめでとうございます。
平成26年の初頭にあたり、年始のあいさつとして、大きな目標をあげてみました。
平成26年・新春の『木原木材店』 (北はりま小径木加工センター)
新幹線の電光掲示板に流れる「『○○○マテリアル』で社会に貢献します」というコーポレートメッセージを真似て、「『木材・建材マテリアル』生産で社会に貢献し続けます」という目標を立てました。
平成26年・初荷の土木・造園用資材(小径材が最も使われる有効利用策です)
近年、『木質バイオマス発電』が社会の脚光を浴び、兵庫県内でも数カ所の計画が表面化していますが、先祖が育ててくれた山林・木材資源が、「熱エネルギー源」として一瞬にして燃やされることなく、できる限り「住宅・建築資材や土木資材」(建材マテリアル)として社会に役立つよう、木材産地の加工業者の立場から見守り続けることが必要です。
弊社の礎を築いた「アカマツ」の松杭(写真中央) と 杉・桧の丸棒加工品
常日頃から原木の安定購買に努め、製品・半製品在庫の確保に努めてきた弊社にとって、「木質バイオマス発電」の稼働は逆風になることが予想されます。
公園用のベンチ材に加工される予定のケアキ(欅)材
戦後、「住宅用木材の不足を解消すべく、先祖が育ててくれた山林・木材資源」をいかに有効に活用するかが、社会的使命と考えています。
この使命を果たすため、地域密着型の木材加工会社として、ユーザーが求める資材(建材)の効率的生産に努めるとともに、今後とも「地域の木材資源」を「建材マテリアルとして有効利用する方法」について情報発信を続けてまいります。
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【追伸……間伐材マイスターからの提言】
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木材の「バイオマス利用」と「カスケード(段階的)利用」とが混同されて、「バイオマス利用のみ」が称賛される風潮があるようです。
私たち木材産地の製材加工業者は、原木を製材して建材化して住宅・家具等として、また製材端材・末木等を紙チップ・ボード材や家畜敷料として使い、どうしても建材・資材利用できない部分を燃やしてエネルギー転換(バイオマス利用)する『カスケード(段階的)利用』の推進が、持続可能な山村(木材産地)を保つ最もよい方法だと考えています。
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