間伐材マイスターの徒然記

「COP10」生物多様性交流フェアの見学に行ってきました

弊社も事前啓発活動の際に少し係わった「COP10」(生物多様性条約第10回締約国会議)ですが、名古屋市で18日から本格的に会議が始まりました。(会議終了は10月29日まで、うち閣僚級会合は27日~29日)

「COP10」(生物多様性条約第10回締約国会議)会議場全景

「COP10」(生物多様性条約第10回締約国会議)会議場全景

会議の進捗状況は日々ニュースで報道されている通りですが、この会議により深く係わりたいと思い会議会場の隣まで行ってきました。

「生物多様性交流フェア」 会場入口・全景

「生物多様性交流フェア」 会場入口・全景

(当然、会議場には関係者しか入れませんので、隣接の「生物多様性交流フェア」の見学に行って来ました。)

 

「生物多様性交流フェア」  環境省ブース内

「生物多様性交流フェア」 環境省ブース内

「生物多様性交流フェア」の会場では、会議のホスト国である「日本国政府」の関係省庁ブースや開催地の名古屋市や愛知県のブースもあり、「生物多様性」に関する各種の情報発信が行われていました。

「生物多様性交流フェア」 林野庁コーナー

「生物多様性交流フェア」 林野庁コーナー

主管の「環境省」の隣には「農林水産省」のブースがあり、生物多様性保全や自然の恵みの持続可能な利用に関する取り組みとして、里地里山での自然の営みの保全が紹介され、また林野庁コーナーでは人の働きかけによる森林の適切な整備・保全について全般的な展示があり、合法木材情報や檜皮葺きに関する展示等があり、大変興味深く見学しました。

 

「生物多様性交流フェア」 林野庁コーナー(合法木材の啓発展示)

「生物多様性交流フェア」 林野庁コーナー(合法木材の啓発展示)

兵庫県からは「人と自然の博物館」が兵庫県の生物多様性拠点「ひとはく」の研究活動を紹介し、「淡路景観園芸学校」は生物多様性に配慮した庭の提案を行っており、また豊岡市が「コウノトリの野生復帰活動」に係る展示を行う等、幅広い情報発信がありました。

 

「生物多様性交流フェア」 人と自然の博物館のブース

「生物多様性交流フェア」 人と自然の博物館のブース

「生物多様性交流フェア」 淡路景観園芸学校のブース

「生物多様性交流フェア」 淡路景観園芸学校のブース

また、弊社の関連する業界では、木材会社や住宅メーカー等が自社の立場から「生物多様性」に関する情報発信を行っており、いろいろな情報収集をすることができました。

「生物多様性交流フェア」 緑の募金・フォレストサポーターズのブース

「生物多様性交流フェア」 緑の募金・フォレストサポーターズのブース

今後ともこのような機会を生かして、幅広く情報収集に努めたいと思っています。