1. HOME
  2. ブログ
  3. 足場丸太の使い方」……『文化財修理編』

木原木材店ブログ 間伐材マイスターの徒然記

最近の記事

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

タグ検索

CSR 『丸柱・円柱巡礼』 ひのきジーンズ オブジェ モニュメント 丸柱 丸棒 丸棒加工場 低炭素社会・低炭素杯 価格 兵庫県 円柱加工場 円柱材 土木工事等で使う木材 土木工事等で使われる木材 土木用仮設資材 土木用木材 在庫 地域産木材 多可町 専門店 小径木 小径木加工場 展示会 施工例・施工事例 木の文化 木材 木材を有効に利用する方法 木材店の信用 木育 木製 木製土木資材 木製資材 棚田百選・岩座神 森林 災害用木材 神社仏閣 販売 足場丸太・仮設資材 間伐材 間伐材とは? 間伐材の有効利用・活用 間伐材グッズ 間伐材加工場・センター 50周年

タグ : 組み方

足場丸太の使い方」……『文化財修理編』

「足場丸太の使い方」を研究している「間伐材マイスター」ですが、本日は『文化財修理編』を紹介させて戴きます。

世界文化遺産の宇治市の『国宝・平等院鳳凰堂』の修復工事が始まったことを知り、見学に行って来ました。 
(弊社は、同工事に伴う不足材の納入に係わりました)

修理用・木製足場が屋根の部分まで組み上がった「国宝・平等院鳳凰堂」(H24.09.22)

修理用・木製足場が屋根の部分まで組み上がった「国宝・平等院鳳凰堂」(H24.09.22)

十円玉の表側にも刻印されている超有名な建物ですが、昭和25年~31年(1950年~1956年)の「昭和の大修理」以来、半世紀ぶりで、屋根瓦の葺き替え壁、柱の塗装工事等の修復工事を行うそうです。
修復期間 平成24年9月3日~平成26年3月31日(予定)、この間は鳳凰堂の拝観は中止)

修理中の「平等院鳳凰堂」 (南斜めから) (H24.09.22)

修理中の「平等院鳳凰堂」 (南斜めから) (H24.09.22)

訪れた日(9月22日)は、建物の周囲を覆う木製足場組みが丁度屋根の高さのところまで組み上げっており、一部屋根の上部にかかろうとするところでした。
(足場組みがある程度完成し、一方、建物も少し見える状態で、間伐材マイスターにとってはベストショットになりました。)

また、その光景が、鳳凰堂前の阿字池(正面前にある池)に映る情景も、何とも言えない風景でした。

修理中の「平等院鳳凰堂」 (北斜めから)(H24.09.22) (全体が水面に映っています)

修理中の「平等院鳳凰堂」 (北斜めから)(H24.09.22) (全体が水面に映っています)

鳶(とび)職人が、足場丸太を少しずつ組み上げる様子を見ていると、新たに使用する足場材が4トントラックで搬入されるなど、「間伐材マイスター」にとって、大変興味深い情景も撮影することができました。

木製足場材を組み上げる鳶(とび)職人 (貴重な存在です)

木製足場材を組み上げる鳶(とび)職人 (貴重な存在です)


修理中の「平等院鳳凰堂」脇に運び込まれる『木製足場材』

修理中の「平等院鳳凰堂」脇に運び込まれる『木製足場材』

当ブログの平成22年11月1日号で、「足場丸太の使い方…『遊び編』「足場丸太を組み上げたジャングルジム」を紹介しましたが、今回は、かつての主力であった建築用、特に『文化財修復用』としての使い方で、「足場丸太の最良の使い方」であると思いました。

修理用・木製足場材で覆われつつある「平等院鳳凰堂」 (南面から) (H24.09.22)

修理用・木製足場材で覆われつつある「平等院鳳凰堂」 (南面から) (H24.09.22)


「国宝・平等院鳳凰堂」修理中周知の立て看板 (日本語だけでなく、多国籍言語で)

「国宝・平等院鳳凰堂」修理中周知の立て看板 (日本語だけでなく、多国籍言語で)

「足場丸太」は、『レア木材』?

最近、「足場丸太」に係る問い合わせを戴くことが多くなりました。

木材業界の中でも、「足場丸太、まだ扱っていたの……?」と言われるほど、『レアな木材』になってしまいましたが、小径木を扱う弊社にとっては、重要な商材の一つです。

「レアな木材」となってしまった『足場丸太』 

「レアな木材」となってしまった『足場丸太』 

「足場丸太」といえば、高度経済成長期には建設現場の仮設資材として、無くてはならない資材でしたが、鉄管足場にその地位を奪われ、「死語」になってしまったような状況でした。

その影響で、生産者や取り扱う木材業者も急減し、現在でも「足場丸太」を取り扱っている弊社への問い合わせが増えているように思われます。

鉄管足場に地位を奪われた「足場丸太」ではありますが、鉄管足場が組めない狭い住宅地での塗装・解体工事、また神社仏閣の修理現場などで利用されることがあります。

写真は使えませんが、「世界文化遺産」に指定されている京都・清水寺の修理現場にも納入しています。

「レアな木材」となった『足場丸太」 (弊社では在庫の確保に努めています)

「レアな木材」となった『足場丸太』  (弊社では在庫の確保に努めています)

山林の新植が少なくなり、足場丸太に適した小径木がほとんど生産されないため、弊社でも在庫の確保に苦しんでいますが、弊社の重要な商材の一つとして、末永く取り扱っていく予定です。

← 前の記事へ

木原木材店へのお問合せはこちら

木原木材店